朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
スペインに住んでいる友人夫妻と久しぶりに名古屋で再会しました。
食事をしながら、2005年に愛知万博が開催された経緯(1981年当時、ソウルに敗れて名古屋オリンピックがまぼろしに終わったことから、次のビックプロジェクトとして愛知万博誘致へ舵を切った等)の話になったところで、スペイン人のご主人が不思議そうな顔で言いました。
「なぜ、もう一度名古屋でオリンピックを開催しようとしないんだい? 僕らの国ではバルセロナは何回もチャレンジした末に、念願のオリンピックを誘致したのに。名古屋はなぜそうしないの?」
(そう言われてみればそうだよな。)
質問があまりにもシンプルで核心を突いていたため、即答出来なかった。
確かに、本気で誘致したいのなら簡単には諦めないはずだ、一理ある。
元々オリンピックは、万国博覧会から生まれた祭典のひとつです。
いつの日にか『オリンピックと万博が開催された世界有数の環境先進都市、NAGOYA』と呼ばれる日が来ても不思議な事ではないはずです。