『井戸を掘った人を忘れるな。』
8月最後の土曜日の今日は「愛・地球博」10周年記念感謝の集いへの出席からスタート。2005年の万博開催から遡ること7年(1998年)。BIE総会(モナコ)において、2005年日本国際博覧会誘致が国際選挙で決定した瞬間を、懐かしく思い出す。

7年前(1998年)のあの時も、今日と同じ、ここ名古屋観光ホテルの、この部屋に設けられた特設会場で、僕は、万博誘致担当の電通社員として鈴木礼治愛知県知事(当時)から直接かかってくる国際電話を受け取る役割を担っていた。欧州各国の票を根回しする為に、鈴木礼二知事ご夫妻をお連れして、オットー・フォン・ハプスブルク大公(欧州議員:ハプスブルク家末裔)に謁見するために単身、欧州議会のあるシュトラスブールへ飛んだこともあった。

あっという間に、あの瞬間から17年。あらためて、今はもうお逢いする事の出来ない、いにしえの『井戸を掘った人』のことを思い出す。皆さんが掘ってくださった井戸があるから、そこから湧き出る水を、いま僕たちは飲むことが出来るのですね。 感謝 合掌