
昨日23日の名古屋は、夏に逆戻りの暑さ。「名古屋けいば」で開催された“Thanks Horse Days”に来賓として御招き頂き出席致しました。存続か廃止かで揺れる「名古屋競馬場」(名古屋市港区)。昨日は家族連れなどで朝早くから想像以上の賑わい。子どもたちの笑顔を見ていると、大都市に残された空間の稀少さが見えてくる。存続か廃止かだけの机上のソロバンだけではなく、大都市の機能としての位置づけと役割をもっと議論するべきと思えてならない。より一層の“創意と工夫”が我々議員にも必要とされる。

昨今、なんでもかんでも大型商業施設や大型集合住宅にしてしまう傾向が顕著だが、「名古屋けいば」で見たアニマルセラピーの可能性や家族連れや子どもたちが集う光景等から、まだまだ“改善の余地”とそれに向けての“創意工夫の価値”があると直感しました。今流行の“
お・も・て・な・し”は英語で言えば“
エンターテイン(メント)”。東海地区屈指の“
エンターテインメントの場”を目指してほしいと思っています。

競馬場や公園や広い歩道等、豊かな都市(街並み)には、ビルやマンションでない「
余白」が必要なんだと言われる。あれやこれや、なんでも詰め込みすぎて伝わらなくなる広告表現に余白が必要なように。余白を上手く使うことが、都市の
豊かさのバロメーターであると思うのです。