生まれ育った故郷は、一年一年、歳を重ねるにつれて良いもんだなぁ、と、じんわりと感じるようになる。

上の写真は、中村公園内にある豊国神社。豊臣秀吉公生誕の地である。中村小学校時代の頃の遊び場だった。今、夏祭りシーズン真っただ中、下の写真は左から氏子総代・長崎さん、寺西むつみ、宮司の近藤さん、中村小学校PTA会長・長谷川大くん。長崎さんは、僕の実家の近所、子どもの頃から知っている長崎硝子の社長さん。近藤宮司は古い友人の同級生。長谷川大くんは、僕の妹の同級生、彼のお姉さんは僕の同級生。家族ぐるみで昔から知っている、正真正銘の幼馴染みだ。

最近、よく“地域の絆”と言われるが、よくよく考えてみれば、それは意識的に“つくるもの”ではなく、時間をかけて“つむぐもの”なんだと思う時がある。
地域に生きた土に籠る先人の思い、いまを生きる私たちの思い、そして未来に生きる子ども達へ託す思い、そうした“思い”がつむがれて、知らず知らず“つくられていくもの”なんだと思う。
めぐり会える“人(
ひと)”と“時間(
とき)”、その“
ひととき”を大切にできる地域にして行きたいと思う。なんだかJTのCMみたいだが。(苦笑)