かつて豊臣秀吉公が、「身分に拘わらず、誰でも、丼ぶり茶碗を持参すれば、茶の湯を楽しめる茶会をひらきたい」と千利休に伝え、開催されたのが“太閤茶会”の言われなのだそうだ。
今日6月9日(日)、国宝紅白梅図屏風(尾形光琳)でも有名な「MOA美術館」の御協力のもと、地元名古屋の支援者の方々が中心となり、“太閤茶会”の名のもとに、去る3月22日に急逝した父・寺西学を偲ぶ公開茶会を開催してくださいました。

(写真上:最初に点てた御抹茶は、まず亡き父の遺影に。主催者の皆さんの御心遣いにただただ感謝感謝。)

(写真下:MOA美術館の掛け軸と茶器の美術品を茶室に特別展示。来場者の方々に学芸担当の方が丁寧に解説して下さいました。)