昨年から、奈良県が中心となって県内複数の都市で開催してる「町家」×「アート」による地域力向上事業、奈良・町家の芸術祭“HANARART2012 ”。総務県民常任委員会最終日の今日11月2日は、現地調査で大和郡山市の町家へ向かった。

この町家一帯は、東京で言えば“かつての吉原”、名古屋で言えば“かつての中村”。

訪れた町家は、それぞれの個性を活かし、かなりイイ感じに仕上がっている。

愛知県では、昨年好評を得た「あいちトリエンナーレ」が、来年2回目の開催を迎える。現代アートと古い街並みの融合、持続可能な予算確保等々困難なハードルの数々、知恵を絞る担当者の苦労は、“元イベント屋”として痛いほどわかる。

上の写真は、奈良公園に隣接する奈良県庁内で行われた事業担当者との会議の様子。柔らかな日差しが差し込む窓の外は“鹿だらけ”だった。