総務県民常任委員会2日目は、昨日の防災施策に関する調査と打って変わって、文化行政に関する調査視察。京都市内中心地にある「京都マンガミュージアム」を調査後、バスで約1時間かけ訪れたのは、京都府相楽郡にある「国立国会図書館・関西館」。まさか、国立国会図書館が霞が関以外にもあるとは知らなかった。

今年開館10年目を迎える関西館、正直なところ、こんな不便な場所にこれほど贅沢な施設がどうして必要なのかと疑問を抱く。開館2002年と言えば、バブル期後半、“ハコモノ行政”の遺産なのかも知れない。

とはいえ、収蔵能力600万冊(東京本館は1200万冊)を誇る国立国会図書館関西館の収蔵庫(一般立ち入り禁止区域)は“現代アート”の作品?と見紛うような空間。すばらしい施設、収蔵能力、デジタル化により外部からもサービスが受けられる。我が国国民は、大いに活用するべきだ。

それにしても、こんなにもすごい施設が京都にあったなんて、10年間、まったく知らなかった~。