昨日26日(金)は、6月定例議会の一般質問でも取り上げた、“愛知万博10周年記念事業”に関わる視察の為、同僚の近藤ひろひと県議(日進市選出)と東京へ向かった。愛知県では、万博開催からちょうど10年目を迎える2015年に、「全国都市緑化フェア」を誘致開催することを計画している。

このイベントは、国交省が主管省庁となって毎年全国で会場を変え開催されている。昨年2011年は熊本、来年2013年は鳥取、2014年は浜松、そして2015年に愛知県(モリコロパーク)での開催を目指す。今年の開催地、東京では6つのメイン会場、会期30日間で行われ、目標入場者は500万人。総事業費は約15億円、民間協賛は約4億円と言われている。

季節を問わず、あらゆるジャンルのイベントが、都内の至る所で開催され続けている首都・東京。今回の「全国都市緑化フェス(TOKYO GREEN 2012)」は、正直なところ、既存の都市公園を活用した“一過性”の感は否めなかった。

事前調査に入った山本浩史県議(田原市選出)によれば、「元々、本年開催予定の自治体が急遽開催を取りやめ、その結果、東京都が引き受けたという経緯があるとのこと、通常3年程度の準備期間を要するが今回は1年半という短期間で実施に至った。こうした事情も今回のフェアを総括する上で忘れてはならない。」としている。2015年、開催地は“花の王国・愛知”。夢は、限りなく大きく広げて行きたいと思う。
