
これは訓練、
(北名古屋市消防団による土砂に埋没した車両からの救助)

これも訓練、
(消防レスキュー隊による倒壊した家屋からの救助)

これも訓練、
(航空自衛隊による屋上に取り残された被災者の救助)

これも訓練、
(芸大生による怪我の特殊メイク。見るからに痛そう。)

これも訓練。
(地元中学生による、負傷した自分たちの仲間の搬送。)

名古屋市の北西に位置する北名古屋市では、今夏、これまでにない大規模な総合防災訓練を実施した。敢えてシナリオは設けず、各自の自主性に任せた。(写真上:左から水野富夫愛知県議会議員、中山北名古屋市消防団長、総務県民常任委員・寺西むつみ)
負傷した仲間を担架で搬送した男子中学生、きっと彼らは、手に残った、仲間を運ぶ担架の重みを忘れないだろう。気温35度を超える炎天下、航空自衛隊救助ヘリの音が聞こえた時、思い浮かんだのは東日本大震災のおよそ一ヶ月後に被災地を訪れた時のことだった。被災地の人たちは、この救助ヘリの音にどれほどの安堵と生きる希望を感じたことだろう。
“
自助の意識”を、こころと地域に埋め込む為には、より、リアリティーある訓練(シミュレーション)が不可欠だ。
新人議員・寺西むつみ、総務県民常任委員会において「
大都市(名古屋駅周辺)での大規模な災害時シミュレーションの実施」を提案しています。