5月12日~13日は、年に一度の「太閤まつり」。JR名古屋駅から車で5分、豊国神社(中村公園内)の豊臣秀吉公を祀る大祭である。僕が地元の中村小学校へ通っていた当時は、500軒以上もの屋台などが軒を連ねていたが、昨今は300件ほどとなった。とは言え、今年は好天に恵まれ一日5万人以上の人出とも言われている。

街に元気を呼び起こす研究、活動は、様々なところで進められている。ちなみに“3者(さんもの)”が街を元気にすると言う。“若者、よそ者、馬鹿者”なのだそうだ。これらは「若い感性」、「客観的な視点」、そして「祭を盛り上げる呆れるほどのエネルギー」を指している。
ある賢人の言葉を借りれば、「
祭(まつり)」と「
地区(ちく)」が、“
街づくり”のセオリー(鉄則)らしい。
たしかに、“
ま・つ・り”の間に“
ち・く”が入ると、“
ま・ち・つ・く・り”になる。

寺西むつみ、この街に、もっと祭りを、残したい、興したい。