今夏のロンドン五輪、マラソンの日本代表が決定した。
代表に選ばれた6名の選手の喜びは計り知れない。
注目の“
無職のランナー”藤原新選手(30)が、見事に代表入りを決めた。
一流企業(JR東日本)を辞めて、“無職”になっての捨て身でつかんだ日本代表。やはり「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」か。
もうひとりの注目のランナー“公務員ランナー”川内勇輝選手(25)は、選に漏れた。職場の昼休み時間中、坊主頭の潔い記者会見が“次への期待感”を感じさせてくれた。
思えば、川内選手の走りも“捨て身の全力走法”だ。いつもゴール後には力を出し尽くして倒れ込む、箱根駅伝の大学生ランナーを見ているよう、学生のように何色にも染まっていない、まさに“
無色のランナー ”だ。
川内優輝選手、25歳、まだ
次がある。
藤原新選手、30歳、まだ
次もある。
寺西むつみ、47歳、まだまだ
次々とある。
人生、身を捨ててこそ浮かぶ“
次 ”がある。
がんばれ、がんばろう、ニッポン!!