今日3月11日の名古屋は、好天に恵まれた。
地元の春日社・八幡社では、五穀豊穣を願う「御射祭(おまとうさい)」が今年も執り行われ、お招きを頂いた。
神事の前にまず東日本震災犠牲者の方々に向け一分間の鎮魂、黙祷。
この祭(神事)は、およそ20メートル先の的を、地元から選ばれた御二人の射手(今年は佐藤勝さんと、栗田重夫さん)が6本づつ矢を放ち、今年一年の吉凶を占うもので、なんと四百年以上も昔からこの地方で続いている。あらためてこうした‘善き伝統’を支え受け継ぐ意味とその責任を思い知らされました。

神事の始まりは、まず宮司によって『
天・地・人』の“
三本の矢”で金的を射る。(写真上)

地域のお祭りは、人と人がつながる大切なコミュニケーションの“
場”である。自分の家の隣にだれが住んでいるのかさえ分からないような都市での暮らしは、特に災害時にその脆弱さを露呈する。

ちなみに今年は、昨年よりも一本多い三本の矢が『金的』に命中しました。尚、宮司さんの御厚意で、「
天・
地・
人」の“
三本の矢”と“
弓”は、今年
辰年、年男の
寺西むつみ事務所に保管させていただくことになりました!!