
大野稲沢市長からご招待を受け出席したのは、尾張地域の首長の皆さん。(上の写真左手前から堀・江南市長、八木・愛西市長、村上・あま市長。写真奥中央が大野・稲沢市長。写真右手前から寺西学自由民主党愛知県連相談役、赤堀・岩倉副市長、服部・弥富市長)毎年尾張地方の各市町村が持ち回りで“大鏡餅”を奉納し、難追い式、天下の奇祭・はだか祭を見守る“伝統のシステム”が千年以上にわたって機能している。ちなみにもしも戦国の世ならば、上の写真は全員が一国一城の主というわけだ。戦国武将の合同ランチの歴史的一枚ってことになるかも。

大野市長の話では、立春の日に「難追い式」が執り行われるめぐり合わせは、百年に六回しかないとのこと。今年の大鏡餅奉納はあま市(村上市長)が請け負い、無事奉納。(上の写真は、神殿の中から撮影した重さ4トンの大鏡餅の貴重な“うしろ姿”)

(写真上:神男に厄払いを受ける服部・弥富市長。)
国府宮難追い式・はだか祭、その歴史は今年で千二百四十年。‘景観’が出来るのには十年かかり、それが‘風景’になるのに百年かかり、‘風土’となるのには千年かかると言われている。地域の文化や風土は、その地域に伝わる『祭』を通じて垣間見ることが出来るのである。
『
景観十年、風景百年、風土千年、そして奇祭千年。』