
『
景観十年、風景百年、風土千年』という言葉がある。
景観が出来るのには十年かかり、それが風景になるのに百年かかり、風土となるのには千年かかると言われている。地域の文化や風土は、その地域に伝わる『祭』を通じて垣間見ることが出来るのかもしれない。

立春の今日、2012年2月4日(土)は旧暦1月13日、実に千二百四十年続いている愛知県稲沢市国府宮の『難追い』の日である。“天下の奇祭”はだか祭は、全国でも有名な大祭である。

(写真は今年壬辰の‘神男’上田隆人さん)
「千二百四十年にわたり続く難追い式(中略)、はだか祭は、われわれ稲沢の男衆の“見栄”であります。われわれ稲沢の男衆はこんなにも逞しく、元気で、男らしいのだと、女性をはじめ多くの人たちにその“男気”を見てもらう祭であります。(中略)稲沢のこの元気が東北の被災した皆さんに届くよう。」地元稲沢市の久保田浩文愛知県議会議員、江崎鐵眞前衆議院議員のご挨拶は感動的だった。“稲沢の男気”、心に響きました。

2年半前に衆議院選挙で戦いに挑んで以来、大野紀明稲沢市長とは共通の友人の御縁などもあり、ご招待をいただきお邪魔させて頂いている。特に今年は、壬辰(みずのえたつ)年、年男の僕にとっては、またひと味違った空気に包まれる気がした。ちなみに我が父の誕生日は今日2月4日立春、大野市長の御計らいで親子でご招待を頂きました。(写真左から父、大野紀明市長、そして僕)
景観十年、風景百年、奇祭千年。
はだか祭、万歳!