前職電通時代から海外出張が多かった。
海外へ渡航する時、ビジネスマン時代からの“習慣”がある。
それは、海外へ出たら「自分は日本人を代表しているのだ。」という思いだ。
だからいつも海外渡航の時には、胸には“会社の徽章”ではなく“日の丸”のピンバッジを付けて行った。
今回、平成23年度愛知県議会海外調査団に選ばれても、当然、これまでの“習慣”のとおり胸には『
国旗』のバッジをつけて行った。他の議員の方々は付けておられたが、僕は、愛知県議会議員の徽章(議員バッジ)は敢えてつけなかった。
ビジネスマン時代から、僕にとって海外へ渡航することは、自分と自国を外から見つめ直すいい機会になっている。それは愛知県議会議員になろうが、職業は何であれ変わらない思いである。
猪俣弘司在サンフランシスコ日本国総領事にご挨拶した時、何よりも最初の言葉が、僕の胸の国旗を見てのひと言。「いいですね、日の丸。私も日の丸が好きです。」だった。
愛知県議会議員として渡航してもやはり、いつもと同じことを思った。
やっぱり日本は、良い国だ。
だからこそ、この国を今よりもより良い国にして、子ども達、次世代に残して行くことこそが、政治家の使命であることを忘れてはいけないと改めて思う。