
『少子・高齢化』という言葉は、近年のニッポンの代名詞のようになっている。今週火曜日、ラジオ番組「むつみのSuper Tuesday!」(MID-FM76.1)の特別ゲストとしてご出演頂いたのは名古屋市の東隣り日進市の萩野市長さん。萩野市長の話は、ちょっと違っていた。日進市の人口はおよそ84,000人。ここ数年は毎年約
1000名の新生児が日進市で産声を上げているという。つまり日進市では“
多子・高齢化”なのだ。さらには“
待機児童ゼロ”を実現しており、働き盛り・子育て世代の支援策に力を入れていると言う。もちろん、課題もあると思う、例えば新しい学校の建設などより質の高い次世代への教育と豊かに老いるくらしの融合などだろう。市長の夢は「田園フロンティアパーク」の実現だとのこと。言い換えれば“
土のある暮らし”を市民に提供すると言ったところだろうか。ユニークな首長が、名古屋近郊の都市で活躍していらっしゃる。興味深く、頼もしく思う。