今日8月15日（月）は、終戦の日。
出来ることならば、日本国中が静かに「平和」について考える日であってほしいと思うのだが、朝から事務所へ突然の訪問客あり、支援者の方の訃報あり、各種問い合わせあり等々、なかなか静かに過ごす時間など与えてもらえないのが、議員の宿命だろう。そんな中、インターン研修中の濱口君と“靖国神社参拝について”議論になった。

僕：「濱口君は、総理大臣が靖国神社を参拝することについてどう思う？」

濱口君：「僕は、日本の国の為に戦ってくれた人たちのおかげで今があると思うので、総理大臣は参拝するべきだと思います。寺西議員はどう思われるんですか？」

僕：「濱口君の意見と同じで、行くべきだと思う。」
僕：「戦争で亡くなった人たちすべてが、国の為だけに戦ったかどうかはわからないけれど、犠牲になった多くの命の上に、今の僕たちの暮らしがあることを考えると、歴史の事実を忘れないためにも、一国を率いるリーダーは、年に一度、平和を誓う為に参拝することは大事だと思うよ。」

濱口君：「なるほど。でも、なんか政治的なパフォーマンスになっていることってどうなんでしょうか？今日くらいは静かにしてあげた方がいいと僕は思うんですが。どうなんでしょうか？」

僕：「たしかに、マスコミは騒ぎ過ぎかも知れないね。僕の場合は、政治の道を歩み始めて以来8月15日に拘らず、愛知県護国神社へ参拝することにしている。『世界平和』こそ政治の究極目的だと思う。濱口君は、ちゃんと自分の意見を持っているから、これからもがんばって勉強しなよ。」

濱口君：「はい！」

二十歳（はたち）になったばかりの大学生と“靖国参拝”について議論する機会があるとは思わなかった。今日8月15日（月）は、66回目の慰霊の日。