今日は、常任委員会(地域振興環境)の県内調査。委員会に所属する議員(委員)全員が議事堂に集合してバスで移動。今回の調査は‘多文化共生の現状’及び‘環境学習に関する地域拠点’がキーワード。県の認可を受けた豊田市にある「伯人学校イーエーエス豊田」、そして安城市に今年5月オープンしたばかりの「水のかんきょう学習館」へ伺いました。これらの調査場所は、事前に常任委員会委員長や副委員長が協議して決定する。もちろん事務方(愛知県地域振興部及び環境部)が推奨する場合もある。いずれにしてもこの県内調査の内容、大学院の研究室などで実施している現地調査に酷似している。唯一、大きく異なる点はその場で見つけ出した課題を予算化して解消・解決できる点と、学生のようにレポートに成績がつかない点?だろうか。議員自身の専門分野にかかわらず、議員が現地へ足を運び“愛知県が抱える課題”を関係者に直接ヒアリングすることは非常に価値がある。逆に専門分野や興味が違った方が、様々な角度から課題が見える効果が期待できる。


ブラジルの子どもたちはプレハブ校舎、グランドも無い、本当に劣悪な環境で学んでいた。生徒数もリーマンショック以前と比較して約半減の210名ほど。それでもブラジル政府からの支援はゼロだと言う。ただ、教える先生方の姿からは、この子たちの願いを何とか叶えてあげたいとの熱い思いを感じた。


安城市内に建設された環境学習拠点「水のかんきょう学習館」、明治用水疎水130年を記念してのものである。進化と継続がこうした環境学習拠点の課題でもある。