今日6月24日。6月定例議会が開会した。
大村秀彰愛知県知事により本定例議会における議案の提案理由説明。県議会を国会に置き換えれば、これは首相による所信表明演説だと考えると分かりやすい。
さて、およそ25分に及ぶ大村知事の言葉はベテラン県議会議員の方々から見れば“抽象的な言葉”が多いと思われる部分もあったに違いない、たぶん大村知事のコンセプトは、議会という名の“
メディア”の場を通じて広く多くの愛知県民に向けて伝えたかったのではないかと思う。そうだとすれば、今日の提案理由説明は、充分に発信性のあるキーワードが散りばめられていると考えられる。
『愛知県議会は
誰のためにあるのか。』言葉でいうのは簡単だが、人は誰しも目的と手段を勘違いしやすい。いや長くその職に就けば就くほど目的と手段が逆転しやすくなってしまう。愛知県議会は知事の為にあるのではない、当然愛知県議会議員の為にあるのでもない、知事も議員も県庁職員もすべて含めた740万余愛知県民すべての命と暮らしの為にある。
いよいよ新人議員
寺西むつみにとっての愛知県議会が始まった。会期は今日6月24日から7月15日まで。
議員に“
選ばれた側の責任”があるように、有権者にも“
選んだ側の責任”も同時にあると思う。一人でも多くの県民の方々が愛知県議会議事堂へ“
大人の社会見学(傍聴)”に来られますことを大いに期待します。