12歳からテニスを通じて身についたことは沢山ある。
テニスに限らず、どのスポーツでも共通していることは常に“自然体”であること。肩に力を入れ過ぎず、無理をしない“
自然体”が基本姿勢。何となく人生にもあてはまる。
ちなみにもうひとつ“
背筋(せすじ)を曲げない”というセオリーがある。劣勢の時、ミスショットが続くとき、人は知らず知らず背筋が縮む。背筋を伸ばし、胸を張り、まっすぐ前を向く、これぞニッポン人の生きる道だと思う。
内村鑑三によれば世界に誇れる日本人の生き方、『
代表的な日本人』は「西郷隆盛」、「上杉鷹山」、「二宮尊徳」、「中江藤村」、「日蓮上人」ら。ちなみに上杉鷹山の師として有名な「細井平洲」は愛知県知多半島の出身である。残念ながら、現代では“代表的な日本人”と言われることは“恥ずかしいこと”なのかもしれない。誠に“残念な代表”が多い国になりつつある。
大人がもっとしっかりせねば!