出直し名古屋市長選挙が終わり、今日で半月が経過した。
毎日、選挙区を歩いて回っている。マイクも街宣車も、自転車も使わず、ただただ歩いて回っている。東北地方を襲った大震災により被災した方々への哀悼の意と同時に、僕は“
選挙とは自らの足で歩くことからはじまるもの”だと、一年半前の衆議院選挙でのあの敗北から学んだから。選挙区を歩くと、見えなかったものが見えてくる。車に乗ってマイクで名前を叫びながら通り過ぎるだけでは、見えなかったものが見えてくる。基本は一対一(
One to One)で対話することなのだ。

東はヒルトンホテル(堀川)からJR名古屋駅、柳橋市場、高層ビル群を抱き、西は庄内川までが選挙区の中村区。


中村区は歌舞伎の
中村勘三郎一門の発祥の地であり、豊臣秀吉公、加藤清正公ら戦国武将の生誕地。
常泉寺には秀吉公が植えたと言い伝えられる『
柊の木』がある。(この柊の木には、立身出世の伝説も言い伝えられており、深夜闇夜に紛れて御手植えの柊の葉っぱを内緒で持ち帰る人が絶えない。)