小田和正さんの歌のタイトル(「ラブストーリーは突然に」)ではないが、政治の世界において“変革のストーリーは突然に”やってくる。
今月6日、新しい地域のリーダーが誕生した。大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長である。それぞれが旗印とする地域政党が「日本一愛知の会」、「減税日本」である。
自民党でもない、民主党でもない、みんなの党でもない、“
新しいリーグ”である。野球で言えばずっと‘セ・リーグ’しかなかったのが、突然‘パ・リーグ’があらわれた感じだろうか? 新しさには自ずと期待感が高まる。
問題はちゃんと観客の期待にこたえてこれから先何十年も、730万人愛知県民、220万人名古屋市民の為に人気と実力を兼ね備えた常勝チームを堅持して行けるかどうかだ。
いずれにしても、出直し名古屋市議会選挙は“
風”のぶつかり合いになる。‘
新風’と‘
古風’と‘
突風’である。
それぞれの候補者・支援者の方々は、自分達がどんな“風”となって戦うのかを見極めなければならない。でも‘風’は目には見えない。感じ取るしかない。2011年はまだ始まったばかりだが、国も地方も、候補者も有権者も、本当に難しく、そして大事な選択を迫られる選挙が続く。
Never never never give up!の精神で、気合と気概をもって、歯を食いしばって乗り越えて行くしかない。政治の道は、
試練の道なのだから。‘
一寸先は光’と信じて前進あるのみ。