ずいぶん前から言われていた通りの結果となった。
6日、投開票が行われた愛知県知事選挙、出直し名古屋市長選挙、市議会解散住民投票の通称“トリプル投票”と言われた結果である。
思った通り“
どこ”に託すかではなく、“
だれ”に託すかの選択になった。今のニッポンでは“政党に所属する意味”がこれまでとは大きく変わり始めている。そのことに気づかない政治家は、江戸末期幕末の幕臣の姿に似ていなくもない。そうかと言って、今回当選したお二人が維新の志士なのかというと、そういう訳でもない。たぶん愛知・名古屋の有権者の選択の基準は“既存”と違っているように感じさせてくれれば誰でもよかったのかもしれない。いまの時代、既存と異なる事が“期待感”とイコールだというこだろうか? 期待感は大切だが、ビジョンとそれに向う為の政策がより大事だと思う。それを多くの人たちに伝える為には(余計な税金・私費をかけないで済むように)インターネットなどを効果的に活用できるように公職選挙法の改正・見直しは必要不可欠だ。