河村たかし名古屋市長が、来月辞職して市議会リコール署名の混乱の責任を取る。年明け2月には愛知県知事選挙とのダブル選挙になる。もはや名古屋、愛知は“政党選択”による選挙ではなくなる。“
どこ”ではなく“
誰”をリーダーに選ぶのかが問われる。これは昨夏総選挙で
寺西むつみが訴え続けたことでもある。
これまでの常識を次々“禁じ手”で切り抜け、打ち破り続ける河村市長の発想と行動力には驚きと同時に、次の一手を予測してみたくなる興味と関心を周囲にもたらす。政治に無関心だった有権者に気づきをもたらした河村たかし名古屋市長の存在意義は間違いなく大きい。(その政治手腕の評価は後世にゆだねるとして?)
事実、河村市長は、たったひとりで、
選挙における選択基準を“
どこ”から“
だれ”に変えてしまった。
これは掛け値なしに、スゴイ。