なごや環境大学、名チャリプロジェクトなどユニークな環境アクションを提案しつづけている名古屋大学大学院環境学研究科の竹内恒夫教授は、僕の博士論文研究の指導教授でもある。先日“ポストCOP10”についてお尋ねしたところ『
ESDの10年』を名古屋へ誘致することが次の機会ではないかとの話になった。

ESDとは「
Education for
Sustainable
Development(
持続可能な開発の為の教育)」の頭文字。2002年にヨハネスブルク(南アフリカ)で開催された第2回地球サミット(リオ10)で日本政府が提案したのが「ESDの10年」。時の首相、小泉純一郎総理が世界中に地球環境を考えた教育が必要だと呼びかけた。その総括を迎える年が2014年。その総括会議をポストCOP10として名古屋へ誘致しようというのだ。世界が注目する『ニッポンの人づくり』、所管するユネスコ(
UNESCO:本部パリ)に勤務する仲間たちとも共同して是非実現したいと思う。きっと“ポストCOP10”と言えるものは『
教育(ひとづくり)、
健康(からだつくり)、
暮らし(まちづくり)』と言ったシンプルで身近なキーワードの延長線上にある。(写真右から二人目が竹内教授)