Tera(テラ)、
Theo(テオ)、
Troy(トロイ)。
3人の頭文字は
T。
“スリーティーズ(Three Ts)だ!”、“トリプルトラブル(Triple Trouble)だろ?”と冗談半分に呼び合う僕たち3人は、2002年の「ヨハネスブルク・サミット(第2回地球サミット:リオ10)」で国連サミットの歴史に残る『Children’s Message』を仕掛けて以来の付き合いになる。
8年前の南アフリカ(ヨハネスブルク)以来、今度は名古屋で3人が再会した。「子どもCOP10」で『Children's Message』を成功させる為だ。
不思議な巡り会わせで、世界の子どもたちの代表4人のうちの一人にはTroyの一人息子(フランシスコくん、13歳)が選ばれた。Troyは、南アフリカ(ヨハネスブルク)で環境工学を教える大学教授でもある。喜びもひとしおの事と思う。親として大人として、人として、次世代に胸を張って生きる姿を見せて行きたい。
ナイショで?議長席に座るフランシスコくん、両脇はカナダ代表のアニーちゃんとリアちゃん。
母国南アでは、受講生数230人の人気講義を受け持つTroy教授はビジネスマンとしても活躍している。もちろん僕と同じ『国連環境計画(UNEP)』のアドバイザーでもある。ニッポンのサラリーマンように“ひとつのことしか出来ない生き方”とは大違い。まさに“
人生多様性”の先駆。