今月11日からCOP10が開催されている。18日からは、いよいよ“本会議”に突入する。と、言われてもほとんどの人たちが、何のことやらさっぱり実感が湧かないのが現実。
週末開催された恒例の「名古屋まつり」や2005年の「愛知万博」と違って、
COP10は不特定多数多くの人たちが参加出来るイベントではない。ニュースやテレビではよく見かけるが、直接かかわりのない多くの県民・市民にとってはその実態はよくわからないのが“
ハイレベル”と言われるこうした国際会議。では僕たちの日々の暮らしや会話が“
ローレベル”ってことなのか?と言い返したくなるが・・・そうではない。レベルの高低ではなく、自分中心で地域社会や世界を見るのか、地域社会や世界から自分を見つめるのか、という違いなのだと思う。大げさに言えば“
天動説(
利己)”で考えるのか“
地動説(
利他)”で考えるのかということだろうか?
う~ん、毎日を生き抜く事に精一杯な我々にとって、やっぱりハイレベル過ぎて難しいなぁ。