チリの鉱山事故から
33名の生存者が救出された。世界中がそのニュースに湧いた。命の尊さ、家族の絆、救った人、救われた人、さまざまなドラマがそれぞれの人生を映し出した。“いのち”は目には見えない、しかし目に見えないものほど大切なものなのだと言う事をあらためて感じた。命の輝き以上に尊いものがあるのだろうか?そう思わずにはいられないニュース。
国内では、ひとりの女子中学生が解体工事現場の横を通りかかった瞬間、崩れ落ちてきた壁の下敷きになって命を失う悲しいニュースが飛び込んできた。同じ年頃の子を持つ親として、本当に胸が詰まる思い、御家族のお気持ちを考えると本当に苦しい。こころからご冥福をお祈りしたいと思う。
目に見えないものほど大切なものが多い。
大切なものほど目には見えない。
“
いのち”もそして人の“
こころ”も。
今年2010年、国連が定める「生物多様性年」。
この地球上にはおよそ
3000万種のいのちが息づいている、一方で、
およそ
13分に
1種、世界のどこかで‘種’が絶滅しているのだと言う。
いま、“
いのち”についてあらためて考える機会。