
今日は、年に一度の地元の神社で開催される秋の例大祭。昨年のお礼のごあいさつにお邪魔しました。‘鎮守さま’はその地域に暮らす人々の‘守り神’。年に一度神事を開き一年のお礼をする慣わしです。しかし、その伝統文化を守り受け継ぐことは、近年、加速度的に国際化、欧米化した現代日本の暮らしの中、その担い手のご労苦は並大抵ではない。日本経済が急激に冷え込み、モノが売れない時代、地域社会の担い手であった方々の高齢化は進む、皆「自分のことで精一杯、他人のことなんてかまっていられない」という殺伐とした心境になっているのではないだろうか。これまで地域を支えてきた方々は、すでに日々の暮らしだけでいっぱいいっぱいなのだ。

昨日、菅首相の演説中に仙石官房長官がこともあろうに口を開けて国会で居眠りして注意されたらしい。(中国に今なお人質に取られている邦人は居眠りすら出来ないかもしれないというのに、気楽なものだ。)
それでも地域社会では、家族の為、子どもたちの為、地域に生きる大人の義務と責任の狭間で歯を食いしばって頑張っている。菅直人総理、河村たかし市長、あなた方はどこを見て、誰に向かって、何を、発言しているんですか? それがいまひとつ有権者には見えてこないから、皆不安を抱えて日々を過ごしているのです。
政治家たるもの、政争に明け暮れる前に、未来へのビジョンを語れ!