New Yorkに本部を置く、国際連合(United Nations)は年に一度、国連総会を開催する。加盟する192カ国の首脳が出席し、“公約”や“成果”、“要望”を世界に向けて発信する。企業で言えば、株主総会のようなものだろうか。数年前、その国連総会に、国連環境計画(UNEP)の広報部Youth Adviserという肩書きで参加要請を受けました。国連総会(国連本部ビル)への入館者は全員、顔写真入のIDカードが発行される、偽造防止のフォログラム入りである。この国連IDカード、New Yorkでは結構威力を発揮する。(写真下:ちなみにこのIDカードで国連本部の地下1階にある“人気のUNショップ”では全商品5%ディスカウントになる。)

さて、今年のUN総会では日本政府から発信された世界へのメッセージ“菅コミットメント”で、2015年までに約7200億円を途上国の貧困や教育に拠出するらしい。我が国の逼迫した財政にそんなに余裕があるのか疑問だが? 途上国にまでも持論の“
最小不幸社会”を推奨したようだが、どうしても僕には暗い社会になるようにしか聞こえない。菅総理が言うように『
不幸の数を減らす』のではなく、もっと明るく前向きに『
幸せを増やす』“
最多幸福社会”を目指したい。
リーダーは明るいメッセージを発するべし!