関ヶ原の古戦場へ行って来た。
名古屋から車で1時間足らず。(意外に近いところにある。)
石田三成が陣取った笹尾山から、東軍に寝返った小早川秀秋が陣を張った松尾山を見上げながら。
僕:「あそこにいた小早川秀秋が裏切ったから西軍が負けたんだ。」
娘:「小早川って、最っ低の人間だね。」
没後400年近く経っても“裏切り者”のそしりは免れない。
21世紀に生きる中学生にまで“最っ低!”と言われる有り様。
『
生は一代、名は末代』とはこのことかと思った。
日本の文明史の節目は“
400年に一度やってくる”と言われている。
しかも、最近800年間では、その節目は東海地区(関ヶ原周辺)が偶然にもその舞台となっている。
ちなみに、
1221年に北条氏が執権を握った「
承久の乱」は関ヶ原周辺で起こっている。武士から朝廷への政権交代を謀ったが逆に幕府の体制の基礎固めとなったと言われた大規模な国内戦争である。そのおよそ
400年後の
1600年に同じく関ヶ原で起こったのはご存知石田三成VS徳川家康による「
関が原の合戦」。
それからおよそ
400年経つ。そろそろ東海地区(関ヶ原周辺)を舞台に日本の歴史が動く頃だろうか。名古屋市長選挙か?愛知県知事選挙か?それとも解散総選挙か?いずれにしても日本も多くの“戦(いくさ)”を経て進化を繰り返してきた国なのである。いつの時代も、戦いの先に明日がある。