オバマ政権の支持率が急降下している。
発足当時
70%以上もあった支持率は今や
50%を切る。
理由はふたつ、経済不況への対策と民主党政策の不人気(医療保険制度、CO2排出量制限)と言われている。今年11月に行われる‘中間選挙’が再選を占うとまで言われるほどオバマ離れが急速に進んでいる。
一方、日本の民主党鳩山政権は、やはり政権発足当初
70%以上あった支持率は今や
30%を切るところまで来ている。理由はふたつ、経済不況への対策と民主党政策の不人気(こども手当て、高校授業料無償化、普天間基地問題、等々)である。国民が望んでいない政策を国債発行による“未来からの借金”で誤魔化そうとしている所にある。今年7月の‘参議院選挙’は向こう30年の我が国の行く末を占うと言われている。
オバマ政権と鳩山政権。ふたつの民主党政権からは、社会主義政権のような“嫌な雰囲気”が漂い始めている。昨夏の総選挙、「一度民主党にやらせてみてダメだったら、また変えれば良い。」と言って多くの有権者が“雰囲気”で投票した結果がここにある。
日米の現政権が置かれているそれぞれの国内状況は似ている。
しかし、“それでもリーダーの米国”と“金の切れ目が縁の切れ目のニッポン”とでは、世界におけるその立場は180度異なる。