「ビビビビッ・・・」午前中、携帯が鳴った。
(正確にはマナーモードなので鳴ってないけれど)
見慣れない着信番号、誰だろう?電話に出てみると「むつみさん、御無沙汰してます。伊藤渉です!」と懐かしい元気な声。友人でもある前衆議院議員の伊藤渉さんからだ。彼は名古屋生まれの名古屋育ち、大阪大学大学院を修了し、JR東海に就職、若くして企画開発部係長を務めた後に2005年の小泉郵政選挙で初当選、昨年2009年の総選挙で敗れ、現在捲土重来を期す身である。僕より5歳年下のナイスガイである。
久しぶりに一緒にランチをしながら、今の政治に対する思いなど意見を交わした。自分で言うのは思い上がりだと言われるかも知れないが「僕たちがこうしてこんなところで一緒に食事をしている事自体がこの国にとって既に大きな損失ではないか!?」なぜか突然そう思えてならなかった。

彼は今も毎日街頭に立ち、今日の日本の姿を憂い、未来を説く。
僕も彼も見つめる先にはきっと同じ未来がある。
“次”を目指すプロセスはさまざまだ。