今から2年前、Web広告が雑誌やラジオ広告費を抜いたとニュースになった。我が国の総広告費は約6兆円。今週、ついにWeb広告は新聞広告費を抜いたと報じられた。やがてテレビ広告もWebに追い抜かれるのだろう。
大げさに言えば、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌よりもWeb(パソコン)から情報を得る人が多くなっているということ。欲しい情報を欲しい時に手に入れる。さらに今や自由に、HPやブログ、Twitterなどで個人でも情報発信が簡単にできる。
要するに、時代が変わったということ。価値観が変わったということ。優先順位が変わってきたということ。あってほしくはないけれど、徐々に、人の心も変わっていってしまうのかもしれない。
実は、知らぬ間に目に見えない
“クモの巣(Web)”に絡みとられてニッポン社会全体が身動きが取れなくなりつつあるということなのかも?
こんな世の中だからこそ、本当に大切なものを見失わないように、大人が、
正しい目を持ち続けなければいけない。