むかしから“歩くのが速い”とよく注意される。
自分では心地良い速さなのだが、一緒に歩く人にはかなり迷惑なようだ。
でもこの2~3ヶ月は、一緒に歩く人に合わせる訳でもなく、そうかと言っていつもの自分のようにスタスタと歩いていたわけでもない。歩いていてもまったく心地良く感じなかった。間違いなく、自分の歩くスピードを見失っていた。大きな戦いに敗れたことだけがその理由ではないということも解ってはいたが、それは自分ではどうしようも出来なかった。
「寺西さんって、歩くの速いですねぇ。」
今日、一緒にいた人から、ちょっと迷惑そうに(?)そう言われた。
(あっ、いつもの感じだ。)
年が明けて、やっと、いろいろな感覚が、戻りはじめてきたかな。