冬の華、浅田真央選手のバンクーバー・オリンピック出場が決まった。
大スランプを脱して、最後のチャンスをものにした。執念を感じた。
4年前、トリノ・オリンピックでは、年齢制限で約90日足らず、出場を逃した。
しかし、トリノでは荒川静香選手が鳥肌の立つような神々しい演技で、日本選手団唯一のメダルそれも金メダルを獲得した。その荒川選手も、引退を覚悟するほどの大スランプを乗り越えて世界の頂点を極めた。
ピンチの後には必ずチャンスがやってくる。それは世の習いだ。
大事なのはそのチャンスをものにできるかどうかだ。
ピンチの時こそ、その人の真価が問われる。
それもまた世の習いである。