ボジョレー・ヌーボーの季節だが、こちらは30年もの。
今から30年前と言えば、1979年。
どんな年だったかと言えば、大平正芳内閣の時代、サザンオールスターズの‘いとしのエリー’が大ヒットし、“江夏の21球”で広島カープが優勝し、そして
国連による国際児童年を記念する国家イベントが愛知県下で一斉に開催された年。
昨日(11月20日)は、30年前にその記念イベント会場(現在の愛・地球博記念公園)に埋められた
タイムカプセル開封式(参加者約300人)に招待された。実はそのタイムカプセルには、当時中学生として記念イベント「こども議会」に“こども議会議員”として参加した僕の“大人への質問(「名古屋オリンピック誘致について」)”が納められていた。
30年前、中学生の僕は親子でこのイベントに参加した。そして再び30歳年をとった親と子でタイムカプセルの開封式に参加することが出来たささやかな幸せに、心から感謝したい。
30年の歳月を経て熟成し、完成する“意義の深いイベント”もある。



30年前にカプセルに納められた絵画や作文は、30年後の昨日、“未来の大人たち”から“かつての子どもたち”へ戻された。(写真上)


30年前のこの国家イベントをプロデュースしていたのがまさか‘電通’だったとは、当時知るすべもなかった。