わたしたちは皆、この国で、どんな日常生活を望んでいるのだろうか?
やりがいのある仕事があって、そこそこお金があって、結婚も子育ても老後も、まったく何の心配も要らない生活? そんな暮らし、誰だってあこがれる。そんな国で暮らしたい、と誰だって考える。
では、そんな国が本当に世界にあるのだろうか?
答えは「たぶん、無い」。
しかしながら、ノルウェー、ドイツ、スウェーデン(近年失業率が上昇しているが)といった北欧を中心とした国々は、
日本の未来像の良いお手本になると思う。いつの日かの安らかな日々の為に、事前に(他人任せにしないで)自己負担をすること。その上で、国や行政に対してしっかりと(選挙や住民参加といった手法で)注文を付ける。これらの国々で暮らす人たちには、その
知識と意識と行動が根付いている。
自助があって、
共助(協助)があって、よりよき
公助が確立されると思う。
なんでもかんでも他人(国・行政)任せでは、結局は何も変わらない。