ある老舗の大企業が大変なことになっている、経営陣の判断ミスで一転倒産の危機に晒さらされている。東京本社では、経営陣の世代交代や社内派閥の解消などなど大混乱の様子。
まさに今そこに迫る危機とばかりに、今日、その名古屋支社で支社経営陣と大株主が集まっての再建検討会議が開催された。しかしながら、これまでの長年の風習と慣習(つまり大企業病)、不安と不満の噴出(今更そんなこと言っている場合ではないのに・・・)などなどで、この一大会議の結論をどこに求めてよいのかわからない、リーダー不在の会議の典型。
『なんだこりゃ?』と感じたのは、僕がこれまでビジネスマンとして民間で勤めていたからだろうか?
いずれにせよ、ビートルズの歌にもある、まさに
“The Long and Winding Road”。この老舗大企業の前途は多難極まりなく、再生への道はあまりにも険しい、と思った。