史跡めぐり(ゆかりの地)ツアーや武将フィギアまで、いま
戦国武将が静かなブームである。偶然にも、僕の選挙区である愛知第五選挙区ゆかりの戦国武将は実に多い。
織田信長・・・清須市(清洲城)
豊臣秀吉・・・中村区(豊国神社)
前田利家・・・中川区(荒子観音)
加藤清正・・・中村区(妙行寺) などなど
パソコン、携帯電話、テレビはもとより、時計やカレンダーすら存在しなかった時代。戦国の世を戦い抜いた武将たちは、その時代において
特化したクリエイターだったと言える。‘辞世の句’など今も語り継がれる彼らの残した“言葉”からは彼らが“コピーライター”としても超一流だったことをうかがい知ることが出来る。
信長の「人間五十年・・・夢幻のごとくなり」はあまりにも有名、
秀吉は「つゆとおち、つゆときえにしわが身かな、なにわのことも夢のまた夢」と自らの生涯を一滴の水にたとえ、
利家は「生は一代、名は末代」と、日本の‘伝統を護り抜く心’と‘恥の文化’をワンフレーズで見事に表現している。
ちなみに当時、信長をはじめとする武将たちが
“そうだ京都行こう。”と言って上洛を目指したかどうかは定かでない。