凡そ14兆円の大型補正予算が衆院で可決された。100年に1度の大不況を乗り切る為の苦肉の策とは言え、そのほとんどが“未来からの借金”であることに変わりはない。
我が国の借金の総額(普通国債)はおよそ590兆円。
この国におぎゃあと生まれた時点で約460万円の借金を背負う計算になる。ちなみに我が家は3人家族、と言うことは既に約1380万円の借金を背負っている? これ、笑い事ではない。
国家の財政は、家計の財布の延長線上にある。
“Save money(無駄使いをしない)”。
森の国、福祉の国、そして我が国がお手本にするべき国と言われるノルウェー(オスロ)に暮らす友人の口癖だ。
無駄を削り、支出を抑え、そして効果的な投資をする。
家庭でも、会社でも、国家財政でもあたり前の事、のはずだ。
ニッポンに出来ない筈がない。