かつて日本の経済発展を見習おうと
‘Look East(日本に学べ)’政策を提唱したのは、マレーシアのマハティール首相(首相在任期間:1981年~2003年)。今、わが国では
“秋田に学べ”が合言葉になろうとしている。
2年前から全国一斉に始まった小中学校の『学力テスト』。昨年、一昨年と2年連続で全国第一位になったのは、秋田県。進学率ナンバーワンの首都圏ではない。全国都道府県の中でも所得水準も大学進学率も下位の40位前後である秋田県が他の都道府県を抑えて2年連続で全国小学校第一位なのだそうだ。その理由は
‘早寝、早起き、朝ごはん’、家族そろっての健全な生活習慣がその根幹にあるらしい。ちなみに全国体力テストの結果では、全国学力1位の秋田県は全国2位。体力全国1位は、学力全国2年連続2位の福井県だそうだ。
家庭(家族)こそ“ニッポンの背骨”なのだとあらためて思う。順位だけが大切ではないが、ちなみに愛知県(小学生)は一昨年22位、昨年28位。中学生では一昨年9位、昨年10位。

(上の写真は秋田県とは特に関係のないマハティール元首相、写真出典: フリー百科事典『Wikipedia』)