僕が戦う衆議院選挙区(愛知5区:名古屋市中村区、中川区、清須市、北名古屋市、西春日井郡春日町、豊山町)には多くの河川(運河)が流れ、地域を分断している。川を挟んで、あっちの人たちはこっちの事をあっちだと言い。こっちの人たちはあっちの事をそっちだと言う。要するにみんな自分こそが“こっち”なのだ。(つまり常に自分が中心)。こっちは悪くない、あっちが悪いんだとか、そっちの責任だ、なんて言うのもその類。
人は、どうして他者の立場に立って物事を考えることが出来ないんだろう?
皆、小学生の頃に担任の先生からいつも言われていたこと(相手の事を思いやる心)が、大人になればなるほど粗雑になっていく。年齢・性別・業種を越えて、情けない大人が増えつづけているようにさえ見える。
あっちもこっちもそっちも、いい歳して恥ずかしい、もっと大人になれよっ!と言いたくなることもしばしば。(でも言わないけど)
そんな大人に出くわすたびに、利他のこころを忘れないように、自身の“心の鏡”としようと思う。