僕がまだ小学生の頃、「おれは男だ!」(主演:森田健作)という青春学園ドラマを見て、“青春=森田健作”だと思っていた。きっと同年代の男子のほとんどがそう思っていたに違いない。
当時、“森田健作”は悔しい時や悲しい時(もちろん嬉しい時も)、とにかく夕日に向って走るのである。とにかく走るのである。しかも叫びながら砂浜を、剣道着姿で走るのだ。“そうか、青春って、そういうことなんだ!”と小学生の僕らは意味もわからず納得していた。
さてそれから40年近くを経て、その“青春”がこんどは59歳にして『知事』になった。青春とはチャレンジを止めないことなんだと身をもって示した。
『青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。(中略)人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
勇気と冒険心のなかにこそ、青春はある。』とサミュエル・ウルマン氏も言っている。
森田健作千葉県知事、ご当選おめでとうございます。