「大切なものほど目に見えない。」と言ったのは星の王子様。
世界中で議論されている地球環境問題。
そのメインストリームである2つの事柄は“空気(CO2削減)”と“いのち”。
空気とは「気候変動枠組み条約締約国会議(通称COP)」、いのちとは「生物多様性条約締約国会議(これも通称COP)」のことである。
空気もいのちもどちらも目には見えない。
今、世界中の優秀な学者たちが叡智を結集して議論しているもっとも大切なことは、目には見えないものについてなのである。
目に見えないものを解決する為には、きっと“目に見えないもの”が必要になる筈だ。たとえば“音楽”。音楽は、政治や経済そして環境問題が‘グローバル’と言われるずっと昔から、世界共通であり国籍や言語、年齢や性別を超越したメッセージ。そこに何かヒントがありそうな気がしてなりません。
2010年には第10回を数える生物多様性条約締約国会議(COP10)が名古屋で開催される。単なる国際的な学者の集まりに終わらせないでほしいと一市民として願う今日この頃です。
No water, no future. No music, no life.