文科省の調査によれば、今春の大学卒業者(約55万6000人)の就職率は約64%(約35万8000人)だそうだ。つまり、
5人に2人が、大学を卒業しても就職先がないということになる。
ちなみに、就職できたといってもそのうちの約4%(約22,000人)は、非正規雇用(派遣社員や契約社員)、必ずしも安定就業とは言えない。
一方、我が国の失業率は現在約4%強。(完全失業者数約275万人)
失業率の定義は、完全失業者数÷(就業者数+完全失業者数)×100。
就業者数+完全失業者数は労働力人口ともいわれるが、失業は、仕事がなく、仕事を探している者である。仕事がなくて、仕事をしたくても、仕事を探していない者は、失業者にはカウントされない。3年半前の衆議院総選挙後、
寺西むつみもこの中に“完全失業者”としてカウントされていた実績(?)がある。
総選挙まで残り10日、離合集散による政党乱立、政治(家)に対する不信。
未来の日本を支える現代の若者たちの“失望率”は高まるばかり。
政治に託された大きな役割、それは、社会に、希望の光を灯すこと。
所属政党を問わず、すべての候補者に共通する重大な責務である。
“
どこ”ではなく“
だれ”に託すかが問われる総選挙が始まる。
戦いに身を投じるすべての同志に、心からエールを送る。