日本人という民族は
“一夜漬け”が特技なんだとあらためて思う。
最近、来秋名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(通称:COP10)」の記事がやたらと目につく。いよいよ開催まであと1年と迫り“にわかCOP10専門家(ファン)”が急増する。もちろんそれ自体は悪いことではない。むしろ皆が知ることは良い事である。
COP10に限らず、スポーツなど様々な事象でも同じようなことがいえる。
とにかく
“旬のもの”に過剰に反応し、その時だけはやたらと詳しくなるのが
いまどきの日本人の特徴なのだろうか? まさに学生時代の期末試験前日の“一夜漬け”状態。本番が終わるとすっかり忘れてしまう。
「生物多様性? COP10? なにそれ?」(2008年9月3日ブログ)でも書いたが、娯楽やエンタテーメントと違ってCOP10のように
‘日々の営みの中でゆっくりと育まれて行くべき大切なこと’は“一夜漬け”で終わらせないようにしたい。