1月24日、すでに松のうちは明けている。しかし“まだ新年”なのである。
連日連夜、不景気とは言え、いろいろな所で新年会は開催されている。
ここ数週間、平均すると一日3~5ヶ所くらい新年会にご招待いただいている。もちろん、ご挨拶をさせていただき直ぐに次の会場へ向わないと間に合わない。食べている時間も飲んでいる時間も無い。あれ?似たような光景何処かで・・・そう、昨夏の盆踊りも、昨秋の運動会も、昨冬の忘年会もそうだった。知らず知らず、季節はめぐっている。
気がつけば会社を辞めて半年以上が過ぎている。解散は任期満了(9月)とも言われ始めている。今、僕のモティベーションを支えてくれているのは、サラリーマン時代の先人の言葉だ。
『電通中興の祖、吉田秀雄は、ある年、部下を(恒例の社内行事)富士登山に送り出すにあたりこう訓示した。
「登りはじめたら、決して頂上を見上げてはならぬ。周りも見ないことだ。足元だけを見て進めば、いつの間にか頂上に着いている。もし見るなら太陽を仰げ。俺はあそこまで登るのだと」』 (日本経済新聞「私の履歴書」より引用)